JAPAN MADEの希少な医療機器を創り出す会社、高品質で安定した製品供給、それがユニシスの使命です。

クリスタルクリアーハブ＆リコールバック性能

ポリカーボネート製の透明な針基はCSFの確認がより早く、容易にできます。針基は側面に凹凸の溝を形成しており、術中に安定した保持が可能です。
細心の注意で設計・成型された針基は、トップクラスのリコールバック性能を誇っています。厳密な品質管理によりスタイレットと針基の嵌合は極めてスムースで、施術中の針ブレを防止します。

刃面の合わせ

外針と内針（スタイレット）の刃面に軽度な角度差をつけています。これにより硬膜の損傷を最小としています。
外針と内針は細心の注意で組み立てられており、刃面の間の組織のつまりなどの問題を極限にしております。

肉薄

当社独自の薄肉チューブを採用したことにより、従来の比で約30％以上大きな内径を確保しております。このため、針基の設計と相まってCSFのリコールバック性能はトップクラスです。

くも膜下腔は脳脊髄液で満たされている空間空間へ麻酔薬を注入して、脊髄神経の自律、感覚、運動神経を一時的に遮断する麻酔法です。
麻酔の範囲は腰椎から下にあたります。
手技が容易で、安全な脊椎麻酔（脊髄くも膜下麻酔）は、麻酔科だけでなく、外科、産科、整形外科でも広く施行されています。
利点は局所麻酔薬が少量で即効性に優れ、十分な筋弛緩が得られることです。欠点は初めに効かせた部位の手術しかでず、手術時間が限定されることです。

K-3ランセットポイントの原型は1914年ドイツのQuincke先生らによって脊髄くも膜下麻酔針（通称Quincke針）として開発されました。

Quincke針の特徴は短い刃面長と小さな左右の第二刃面（ベベル）。

スタイレット（内針があることです）この形状により適度な抵抗感と、くも膜下に対する針先を短くして神経穿刺の危険性を最小限におさえるように工夫されています。